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歯ブラシもやりすぎると悪影響がある?

投稿日:2018年6月10日 | 最終更新日:2023年3月5日

こんにちは。横浜市緑区の歯医者、十日市場ファミリー歯科の正木です。

歯ブラシをすることは、虫歯予防にも歯周病予防にももちろん良いことです。しかし、過ぎたるは猶及ばざるが如しで、何事もやりすぎは良くありません。今回は、歯ブラシをやりすぎた時の影響についてお話します。

 

【どんなことをすると良くないの?】

いくつかありますのでご紹介していきます。

・強すぎるブラッシング圧

・間違ったブラッシング法

・頻繁なブラッシング回数、時間

・毛先の広がった歯ブラシの使用

・毛先の硬い歯ブラシ

・歯磨き粉のつけすぎ

・歯間清掃器具の間違った使い方

これらに当てはまる使い方はされていないでしょうか。このような事に気をつけないと歯や歯ぐきに良くない影響がでることもあります。

 

【どんな影響がでてくるの?】

では、どんな影響がでてくるかお話していきます。

・擦り傷

歯ブラシのやりすぎによって歯ぐきに擦り傷ができる場合があります。間違ったブラッシングや毛先の広がった歯ブラシ、毛の硬い歯ブラシを使用した時に起きやすいです。

擦り傷ができた時にはしばらくそこは触らないようにしましょう。自然に治ってきますが、同じところを何度も傷つけると口内炎のようになることもあるので注意してください。

 

・歯ぐきが下がる

これも間違ったブラッシング方法や毛先の広がった歯ブラシ毛の硬い歯ブラシよ使用した時に起こりやすいです。歯ぐきが下がることにより、今まで歯ぐきに隠れていた歯の根の部分が外に出てくるので、冷たいものがしみる症状がでてくることもあります。

 

・歯の根の部分が削れる

歯ブラシの間違った使い方や年齢を重ねると歯ぐきが下がってきます。そうすると歯の根の部分が露出してくるのですが、この根の部分はやわらかいので強く磨きすぎると削れてしまいます。そうすると神経との距離が近くなるのでますます知覚過敏が悪化しやすくなります。

 

【まとめ】

虫歯や歯周病予防のためにしなければいけない、歯ブラシですが、間違った使い方をすると歯ぐきや歯を痛めてしまいます。今一度使っている歯ブラシの状態や磨き方をチェックしてみましょう。

歯の根の部分は柔らかく虫歯リスクも高い場所なので、やさしく丁寧に磨くようにしましょう。

横浜市緑区の十日市場ファミリー歯科では、どんな歯ブラシが良いのかや正しい磨き方などもお伝えしていますのでお気軽にご相談ください。