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院内感染対策の院内研修をしました。
こんにちは。横浜市緑区の十日市場ファミリー歯科の兵藤です。
先日、消毒と滅菌についての院内研修を行いました。
毎日行っていることなので、初めは“え~今更何を?”という気持ちでしたが、消毒と滅菌について改めて考えさせられる良いきっかけとなりました。
一か月程まえに当院がオープンしましたが、新しい職場を初めて訪れた時に思ったのが、当たり前ですが“新しくてキレイだなぁ”という事と“感染対策に力を入れて取り組んでいらっしゃるなぁ”という事です。
まず、入ってすぐ待合室に見慣れない機械があります。
“ちょっと高級な空気清浄機機かしら?”と思いましたが(実際にご覧になったらきっとそう思いますよ(笑))ポセイドンという院内のお水を除菌水にする機械でした。
“おお~!”です!!
以前からお水のことは気になっていました。タービン(歯を削る機械)から出るお水もお水が通る配管が汚れていれば汚れてきてしまいます。うがいをするためのお水も時々「飲んでも大丈夫ですか?」と聞かれることがありました。
日本の水道水は世界でもトップクラスと聞くので、飲んでも問題はないのですが最近では浄水器を使っているご家庭も多いと聞きます。
ですので「大丈夫ですよ」と答えつつ少し心に引っかかるものがありました。今は堂々と「大丈夫ですよ!」と答えることができます。残念ながらまだ「お水を飲んでも大丈夫ですか?」との質問はうけておりませんが…(笑)
滅菌機も少し前のブログ(十日市場ファミリー歯科の感染対策へ取り組み)に院長が紹介しましたが、ヨーロッパ最高基準のクラスBの滅菌機を使用してます。また、タービン(歯を削る器械)も個別に滅菌ができるようにタービン滅菌器もあります。
使用している器具もほとんどの物が滅菌機に対応できるものです。
“滅菌機に対応出来ない物もあるの?”と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、医療の発展が目覚ましい現代でも全ての物が滅菌機に対応しているわけではありません。
では滅菌機に対応していない物はどうしているのかというと、使い捨てのものを使用するか、超音波洗浄機で洗浄した後、消毒できる薬液につけます。
ほら~やっぱり完璧でしょ?と鼻を高くしたいところですが、機械や薬品は完璧でもそれを使うのは人間です。
私たちが滅菌に対しての知識を広め、薬液の役割について再確認し、気を引き締めるきっかけとなりました。
今後も日々の仕事を基本から見つめ直し、患者様により安心安全な環境で治療が受けていただけるように勉強していきたいと思います。
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横浜市緑区十日市場町にある十日市場ファミリー歯科。
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