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清掃補助用具はなにを使えばいいの?特徴と使い方をご紹介

投稿日:2018年7月7日 | 最終更新日:2023年5月13日

こんにちは。横浜市緑区の歯医者、十日市場ファミリー歯科院長の正木です。

清掃補助用具ってなんの事かと思われたかもしれませんが、歯ブラシ以外の歯間ブラシやフロスなどをいいます。清掃補助用具も色々な種類があり、目的と使い方が異なります。今回は、この清掃補助道具の特徴と使い方のお話します。

 

清掃補助用具にはどんなものがあるの?

清掃補助用具は、部位や用途に特化して色々な種類があります。代表的な物をご紹介します。

・ワンタフトブラシ

ワンタフトブラシとは、1つの毛束でできたブラシです。歯ブラシでは大きくて入りにくい部位の歯と歯の隙間や一番後ろの歯のさらに後ろ側、矯正装置のまわり、歯並びの悪いところや孤立歯の清掃に適しています。

 

・デンタルフロス

デンタルフロスとは、いわゆる糸ようじの事です。歯と歯の間や歯ぐきの溝の中の清掃に使われます。

糸はナイロンでできており、ワックスタイプとアンワックスタイプのものがあります。形状としては。糸だけのものとホルダーについたものがあります。糸だけのものは使うのに少し慣れが必要かと思います。ホルダー付きのほうが最初は使いやすいかもしれませんが、上に引っ張り上げるときにひっかかると取りにくいデメリットもあります。

 

・歯間ブラシ

歯間ブラシは、ワイヤーにナイロンの毛が巻き付いている小さなブラシです。主に歯と歯の隙間を磨くものですが、隙間が大きい場合は歯間ブラシの方が清掃効率が高いでしょう。また、歯がない部分に被せ物をしているブリッジのところの清掃にも向いています。

 

清掃補助器具の使い方

・ワンタフトブラシ

持ち方はペンと同じように持ちます。磨く部位にブラシを当て歯の曲面に沿わせて細かく動かすように磨きます。この時に強い力で磨いて歯ぐきを傷つけないように気をつけましょう。

 

・デンタルフロス

糸だけのタイプとホルダー付きのものがありますが、動かし方は基本的に同じです。歯と歯の間に糸を入れる時は横に動かしながら入れます。入ったら両側の歯面に沿わせて縦に動かします。上に抜く時はまた横に動かしながら抜いていきます。この時に糸だけのタイプであれば横から抜くこともできます。

 

・歯間ブラシ

歯間部の大きさに合った適切なサイズの物を選びましょう。入れる時に抵抗のないサイズのものを選びましょう。使い方は、先端を上に向けて入れ、入ったら真っ直ぐ動かしましょう。奥歯は外と内の両方から入れるようにしましょう。

 

清掃補助用具まとめ

歯科医が自分で磨いても、歯ブラシだけで全ての汚れを取ることは不可能です。清掃補助用具を使うことで清掃効率を上げることができ、虫歯や歯周病予防にとても効果的です。まずは1日1回でもいいので、使ってみることからはじめましょう。横浜市緑区の十日市場ファミリー歯科では、患者さまに合った清掃補助用具のご提案も行っておりますのでお気軽にご相談ください。