ブログBlog
記事
ホワイトニングってなんで歯が白くなるの?
こんにちは。横浜市緑区の十日市場ファミリー歯科の正木です。
最近は、ホワイトニングを希望される方もだいぶ多くなりました。白く健康的な歯というのは相手に与える印象もいいものです。面接前や結婚式前に行うケースもあります。
今回は、このホワイトニングでなぜ歯が白くなるのか、施術後の注意点についてお話します。
ホワイトニングで歯が白くなる仕組み
ホワイトニング剤を使うとなぜ歯が白くなるのかについてお話します。
ホワイトニング剤は「過酸化水素」と言われる薬剤を使用します。この薬剤が、歯の表面に沈着している着色物質を分解していきます。最近よく聞く「ポリリン酸」は歯の汚れを浮かせる効果があります。
もう1つの作用としては、歯の表面のエナメル質の構造を変えます。歯はエナメル質という硬い組織が有り、その下に象牙質という組織があります。エナメル質は半透明なので、象牙質の黄色っぽい色を透過してみえます。このエナメル質の構造がホワイトニングによって変わることにより、光の透過率が変わり白くみえるようになります。
ホワイトニング後の注意点
ホワイトニング後は、ペリクルと呼ばれる薄いタンパク質の膜が剥がれている状態なので、色の濃い食べ物などをとると非常に着色しやすくなります。このペリクルは24時間で再生するので、その間は色の濃い食べ物は取らないように注意しましょう。また、着色しやすい食べ物や飲み物もありますので、そういうものに気をつけると後戻りするのを遅らせることができます。
着色というのは、最初ペリクルに色がついてきます。これが積み重なると段々内部に着色していきます。そのため、内部に着色する前にホワイトニング用の歯磨剤などでケアすることで、後戻りを少なくできます。
ホワイトニングの後戻りは、食べ物やケアの環境によりますが通常約1年弱です。ケアと一緒にタッチアップといって追加でホワイトニングを行うことも効果的です。
ホワイトニングには、歯科医院で行う「オフィスホワイトニング」とご自宅で行う「ホームホワイトニング」があり、オフィスホワイトニングの方が早く白くなる分、後戻りも早く、ホームホワイトニングはゆっくり白くなる分後戻りも遅いと言われています。
ホワイトニングまとめ
ホワイトニングは、第一印象をよくするには効果的な方法です。横浜市緑区の十日市場ファミリー歯科では、患者様の歯にやさしい「Tion」というホワイトニング剤を使用しております。ご自宅で行うホームホワイトニングはマウスピースの制作がいらない「オパールエッセンスGO」も取り扱っております。(詳しくは十日市場ファミリー歯科のホワイトニング)ご興味があればお気軽にご相談ください。
この記事も一緒に読まれています。

横浜市緑区十日市場町にある十日市場ファミリー歯科。
わかりにくい歯科の知識を少しでもわかりやすくお伝えし、正しい知識を持ってもらうことで、治療の際の不安やいつまでも健康な歯でいられるように、歯の知識や院内の取り組みをブログにて発信しています。
youtube、インスタもやっているので「フォロー」・「いいね」お願いします。