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乳歯はどうやって抜けるの?抜くタイミングを解説

投稿日:2018年8月5日 | 最終更新日:2024年2月28日

こんにちは。横浜市緑区の十日市場ファミリー歯科の正木です。

生後半年ぐらいから生え始める乳歯。みなさんもグラグラして自分で抜いた、自然に抜けた、歯医者で抜いてもらったなどの経験があると思います。しかし、なかなか抜ける仕組みや抜くタイミングはわからないと思います。そこで今回は生え変わりについてお話します。

 

【どうやって乳歯は抜けるの?】

抜けた乳歯をみるとなんだか小さくなっている事にお気づきでしょうか。乳歯が抜ける仕組みをお話すると、

①乳歯の下で永久歯が成長します。

②永久歯に根の部分が出来てくると、乳歯の根を吸収する細胞がでてきます。

③永久歯が乳歯の根を溶かしながら上に出てきます。

④乳歯の根が短くなりグラグラして抜けます。

(乳歯の生え変わりの時期とケアのポイントは「乳歯の生え変わり時期とケアのポイント」参照)

 

【自然に抜けなかったらいつ抜けばいいの?】

歯の生え変わりは個人差がかなりあるので、一概には言えませんが多くは6歳から下の前歯の生え変わりが始まります。しかし、自然に生え変わらなかった場合は、抜いたほうがいい場合もあります。

では、どんな時に抜いた方がいいのかお話します。

 

・乳歯が抜けずに永久歯が出てきてしまった場合

乳歯が残った状態で永久歯が歯ぐきから出てきた時は、永久歯の歯並びに影響するので抜いた方がいい場合が多いです。

 

・乳歯が重度の虫歯になってしまった場合

乳歯が保存不可能なほど、虫歯になってしまうと抜かなければならないケースが多いですが、乳歯は永久歯がでてくるスペースを保つ役目もあるので、早くに抜くのも永久歯の歯並びに影響が出てきます。このような時は、乳歯を抜きスペースを保つための装置を入れます。

 

・乳歯がグラグラで食事をする時に痛みが出る場合

抜けそうで抜けない状態で、食事の時などに痛みがでるようであれば抜く事もあります。

 

【乳歯が抜けたあとはどうすればいい】

乳歯が抜けたあとは基本的には経過観察をします。乳歯が抜けたあとに永久歯がなかなか生えてこないこともあります。半年以上出てこない時は1度歯科医院でレントゲンを撮ってもらいましょう。

 

【まとめ】

乳歯は永久歯が生えてくるスペースを保つ大切な役割があります。あまりに早く抜くと隣の歯が寄ってきてしまい、永久歯が曲がって生えたりしてしまいます。抜いた方がいいのか不安があれば、歯科医院でご相談ください。緑区の十日市場ファミリー歯科でももちろんご相談は受け付けておりますのでお気軽にご相談ください。(緑区十日市場ファミリー歯科の小児歯科