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歯の麻酔とは?痛みが少ない工夫と麻酔後の注意点

投稿日:2018年8月10日 | 最終更新日:2023年3月5日

こんにちは。横浜市緑区の十日市場ファミリー歯科の正木です。

虫歯が大きく、削る際に痛みが伴う時や抜歯など歯科医院で麻酔をされた経験がある方も多いと思います。麻酔が効けば痛みはなくなりますが、その麻酔をするのにも多少の痛みを伴うのが苦手という方もいらっしゃいます。今回は、歯科の麻酔はどんな事をしているのか、痛みを少なくする工夫についてお話します。

 

【歯科の麻酔はどんな種類があるの?】

歯科の麻酔といっても1種類ではありません。歯科の麻酔は全身麻酔、静脈内鎮静法、笑気吸入鎮静法、局所麻酔があります。

全身麻酔は手術をする時などに行われます。静脈内鎮静法とは点滴をしながら全身に麻酔薬を入れ意識が朦朧とした状態で歯科治療を行います。障害者の治療やインプラントの治療でも使われることがあります。

笑気麻酔は、笑気ガスを吸ってリラックスした気分で治療が行なえます。これは一般の歯科医院でも取り入れているところがあります。局所麻酔は一般外来でよく使われる麻酔です。今回はこの局所麻酔についてお話します。

 

【痛みを少なくする工夫は?】

局所麻酔の痛みを和らげるにはいくつか方法がありますのでお話していきます。

①表面麻酔

歯ぐきに麻酔薬を塗って、表面だけを麻痺させてる方法です。これにより、針が刺さる時の痛みが軽減できます。

 

②細い針

出来る限り細い針を使うことで、針が刺さる時の痛みを軽減することができます。

 

③ゆっくり薬液を入れる

早く薬液を入れると痛みが強くなります。ゆっくりと入れた方が痛みは少ないです。電動麻酔器は一定速度でゆっくりと薬液を入れられるので痛みが少ないです。

 

④テクニック

針を指す場所によっても痛みが感じやすいところ、感じにくいところというのがあります。そこを見極めて麻酔をすることで痛みが少なくなります。

 

【麻酔後の注意】

普通の浸潤麻酔であれば、使う麻酔薬の量にもよりますが約2~3時間麻酔が効いています。その間の注意事項があります。

・唇や頬を噛まないように注意する 噛んでしまうとかなり腫れてしまう場合があります。

・熱いものでやけどをしないように注意する

食事はできれば麻酔がきれてきてからとるようにしましょう。

 

【まとめ】

麻酔をすれば痛くないのはわかっているが、その麻酔自体が苦手という方も多いです。緑区の十日市場ファミリー歯科でも表面麻酔・極細の針・電動麻酔器を使いなるべく痛みを少なくする工夫を行っております。不安な気持ちからも麻酔が効きにくくなったりもしますので、お気軽にどんなことでもご相談ください。