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銀歯の下に虫歯ができた 治療したのになぜ虫歯になるの

投稿日:2018年9月7日 | 最終更新日:2023年11月4日

こんにちは。横浜市緑区の十日市場ファミリー歯科の正木です。

虫歯治療をして数年経つと、また同じところが虫歯になったあるいは銀歯が取れてきたということがあります。虫歯治療したはずなのになぜと思われるかもれませんが、これには理由があります。

今回は、銀歯と虫歯の関係についてお伝えします。

 

【銀歯ってそもそも何でできているの】

保険治療でよく使われる銀歯とは「銀合金」と「金銀パラジウム合金」があります。組成はメーカーにより多少違いがありますが、主に

(銀合金)

銀、スズ、ルテニウム、白金、パラジウム、イリジウム、インジウム、ガリウム、銅、アルミニウム

 

(金銀パラジウム合金)

銀、金、銅、パラジウム、ガリウム、インジウム、イリジウム、ニオブ、レニウム、スズ、亜鉛

 

このような金属が混ざった合金になっています。

 

【銀歯は虫歯になりやすいのか】

銀歯には上記のような金属が混ざっていますが、これらの金属は唾液に溶けやすいものが多く含まれています。溶け出した金属はアレルギー症状がでやすいとも言われています。

 

また溶け出すということは、材料が劣化をすることでもあるので、その溶けた隙間から虫歯菌が入り込み虫歯になるケースも多いです。

 

また、歯ぐきが加齢や歯周病により下がることによって、銀歯と歯茎の間に隙間ができそこから虫歯になるケースも多いです。

 

神経を取ったあとに歯を全部被せるような形で治した場合に特に注意が必要で、神経を取ったあ歯は痛みを感じないので、銀歯が取れたら中がかなり虫歯に侵されていたというケースも多いので、定期的にチェックするようにしましょう。

 

【まとめ】

虫歯を取って一度銀歯で治したら、もう虫歯にならないというわけではありません。むしろ治した歯は再び虫歯になることも多いです。これは保険治療で限られた時間、材料で行うのでどうしても限界があることも事実です。

 

材料的に安定しているセラミックなどを使えば、保険のものよりも虫歯になりにくいのは確かですが、それでも絶対に虫歯にならないということはありません。

お口の中に修復物がある方は特に、定期的に歯科医院でお口の中のチェックを行ないましょう。

緑区の十日市場ファミリー歯科では、虫歯や歯周病の予防に力をいれております。お口の中に異常を感じてないときこそお気軽にお越しください。(Q&Aは「被せ物治療のQ&A」参照)