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歯が悲鳴をあげている?!歯ぎしりのトラブルとは

投稿日:2018年9月11日 | 最終更新日:2019年2月7日

こんにちは。横浜市緑区の十日市場ファミリー歯科の正木です。

夜寝ている時に「歯ぎしりしてたよ」とご家族の方から言われた経験のある方もいらっしゃるかと思います。または、歯医者にきて「歯ぎしりしてませんか」と言われて初めて気づく方もいらっしゃいます。歯ぎしりは、音だけではなく、歯にもトラブルを起こすことがあります。今回はこの歯ぎしりについてお伝えします。

 

【歯ぎしりとは】

歯ぎしりと一言でいっても、寝ている時にギリギリと音を出すものだけではなく音を出さないパターンもあります。まずは、歯ぎしりの種類についてご紹介します。

 

・グラインディング

一般的な歯ぎしりです。「ギリギリ」と音がします。

 

・クレンチング

食いしばりとも言います。音がしないタイプで歯を強く噛みしめるのが特徴です。

 

・タッピング

「カチカチ」と音がします。上下の歯をすばやく動かすのが特徴です。

 

【歯ぎしりの原因】

歯ぎしりが起きるメカニズムは完全には解明されていませんが、いくつか影響をあたえる事項があります。

・ストレス

大きな原因の1つにストレスがあげられます。不安な気持ちを歯ぎしりをすることで解消していると言われています。

 

・かみ合わせ

1箇所が強く当たっていたり、かみ合わせが悪いと歯ぎしりを起こしやすいと言われています。

 

【歯ぎしりが歯に与える影響】

歯ぎしりは、歯に過度の力を加えるため様々な影響がでてきます。

・歯がすり減る

歯の咬む面が平らになってきます。これが進むと歯が割れてしますこともあります。また、歯の根元部分に力が加わると削れてきてしまうことがあります。そうすると知覚過敏の症状もでてくる事があります。

 

・歯周病が進行する

「歯ぎしりと歯周病が関係あるの?」と思われるかもしれませんが、深く関わりがあります。歯ぎしりは、歯だけでなく歯ぐきにもダメージを与えます。そうすると歯ぐきが弱くなり、歯周病菌が繁殖しやすくなります。そうすると歯周病が進行します。

 

・顎関節症

歯ぎしりをすることで、顎の関節の負担が増えます。そうすると顎関節症を発症することがあります。

 

【歯ぎしりの治療法】

ストレスが大きな原因と考えられていますので、まずはストレス解消が良いかと思いますが、なかなかそうも言ってられない事も多いと思います。

歯科医院では、歯と歯ぐきを守るために「ナイトガード」を作る治療が一般的です。

 

・ナイトガードとは

ナイトガードとは、上の歯にかぶせるマウスピースです。上の歯の型を取り制作します。寝ている間に装着することによって、歯ぎしりをしても歯や歯ぐき、顎を守ることができます。また、かみ合わせも良くなるので歯ぎしり自体を少なくできることもあります。

 

・補綴、矯正治療

かみ合わせが悪いと歯ぎしりの原因にもなるので、高い被せ物の調整や矯正により歯並びが良くなることにより歯ぎしりが減る可能性もあります。

 

【まとめ】

歯ぎしりは、日本人の70%がしているとも言われています。音がしない歯ぎしりもあるので、朝起きたら顎が痛い、歯がすり減ってきている、お口の中に骨のコブができている、被せ物・詰め物がよく外れる等気になることがあれば、歯科医院で相談してみましょう。

緑区の十日市場ファミリー歯科でも、歯ぎしりのご相談、治療は行っていますのでお気軽にご相談ください。