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歯磨きってどうやるの?意外と知らない歯磨きの基本
こんにちは。横浜市緑区の十日市場ファミリー歯科の正木です。普段、何気なく歯を磨いていると思いますが、今まで歯科医院で正しい歯の磨き方の説明を受けた方はどれくらいいらっしゃるのでしょうか。お恥ずかしい話し、私自身も歯科大学の授業で歯磨きの仕方を教わるまでは自己流の磨き方をしていました。おそらく、歯科医院に行って、歯ブラシの方法を習わない限りは、正しい方法を知ることはないのではないでしょうか。今回はこの「歯磨きの仕方」についてお話をします。
【歯ブラシの正しい磨き方】
歯ブラシの正しい磨き方と言っても実は、磨き方には何種類もあります。大きく分けると2つに分けられます。歯ブラシの毛先を使う方法と歯ブラシの毛の脇腹を使う方法です。
歯ブラシの毛先を使う方法は、比較的操作が容易で、汚れを取る効果が高いです。歯ブラシの毛の脇腹を使う方法は歯肉マッサージ効果が高い方法になります。
その中でも最もオーソドックスな歯磨きの方法をご紹介します。
①歯ブラシの当て方
歯面に対して垂直に当てる。この時に歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目を意識して磨きましょう。
②歯ブラシを当てる力
150~200グラムぐらいの軽い力で磨く。あまり強い力で磨くと歯が削れてしまいます。毛先が広がらない程度の強さで磨きます。
③歯ブラシの動かし方
1歯単位で細かく動かします。1箇所に20回以上が目安です。
④磨く場所によっても磨き方を変えます
◎一番奥歯は、普通に磨いては磨きにくいので奥から前に掻き出すように磨きます。
◎前歯の裏側などは横に磨いても歯ブラシが当たらない箇所が出てくるので、縦に使い1本ずつ磨いていきます。
◎歯並びで凸凹している箇所がある方は、歯ブラシを縦に使い1本ずつ磨きます。ワンタフトブラシという歯ブラシもあるので、そういう物を使うのも有効です。
⑤歯ブラシの持ち方
主に2つの持ち方があり、パームグリップとペングリップがあります。パームグリップとは、にぎって持つ持ち方です。歯ブラシの微妙な操作には向きませんが、歯ブラシを回転させたり、歯ブラシの脇腹を使う方法には向いています。また、幼児や高齢者、身体の不自由な方など歯ブラシの操作が困難な方に適した方法です。
ペングリップは、鉛筆のように持つ持ち方で、歯ブラシの細かいコントロールがしやすい持ち方です。パームグリップでは、力が強くなりすぎる方にもおすすめです。基本的には、ペングリップで持つと良いでしょう。
【まとめ】
オーソドックスな磨き方をご紹介しましたが、歯ぐきの状態や歯並びによって適した磨き方は変わります。一度かかりつけの歯科医院で自分にあった磨き方を教わってみてください。毎日、歯科医院に行くことはできないのでセルフケアの質を上げることは、虫歯や歯周病を予防する上でとても大切です。横浜市緑区の十日市場ファミリー歯科でも、歯ブラシの方法はご説明していますので、お気軽にご相談ください。
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横浜市緑区十日市場町にある十日市場ファミリー歯科。
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