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被せ物治療のQ&A

投稿日:2022年12月24日 | 最終更新日:2023年7月8日

こんにちは。横浜市緑区の歯医者、十日市場ファミリー歯科の正木です。

今回は「被せ物治療Q&A」について書いていきたいと思います。虫歯治療の後は、被せ物をする時もありますが、この被せ物について良く聞かれることをまとめてみました。

 

【被せ物治療Q&A】

Q:被せ物をした歯も虫歯になりますか。

A:なります。被せ物をしても被せ物の材質や接着剤の種類、セルフケアや定期検診の有無によって虫歯のなりやすさは変わってきます。根本的にセルフケアや定期検診を怠ると、どんなに良い被せ物を入れたとしても虫歯になる確率は高くなります。

 

Q:取れにくい詰め物や被せ物はありますか。

A:セラミックの被せ物は精密に作ることができるので、適合性も高く取れにくいです。接着剤も保険とは異なる物を使いますのでさらに取れにくいです。

 

Q:保険で入れられる白い被せ物はどういう物ですか。

A:CDA/CAMという技術が発達し、プラスチックとセラミックが混ざった「ハイブリットセラミック」というものが、条件付きで保険適用になりました。特徴としては、プラスチックだけの被せ物に比べて、強度があり変色しにくい特徴があります。しかし、セラミックやジルコニアといった素材の被せ物に比べると審美性や強度、変色の有無は劣ります。(詳しくは「保険で入れられる「白い被せ物」とはどんな物?」参照)

 

Q:チタン冠とはどんな被せ物ですか。

A:チタン冠は、純チタン2種という材料が使われています。見た目は銀ですが、旧銀歯と比べて軽く、サビづらく、生体親和性も良く、価格も安定しているといった材料になります。一見いいことだけのようにもみえますが、加工の難しさと調整のしずらさがあります。また、現在のところ適用部位に制限があります。(詳しくは「保険適用になったチタン冠とは」参照)

 

Q:オールセラミックとはどんな物ですか。

A:セラミックとは、陶器のことです。簡単に言えばお茶碗のような「せともの」と似たような物です。オールセラミックとは、内側も外側も100%セラミックでできている被せ物のことを言います。変色もなく、汚れも付きづらく、見た目もキレイです。(詳しくは「オールセラミックって知っていますか?」参照)

 

Q:詰め物が取れた時にやってはいけないことはありますか。

A:取れたものを捨ててしまう事や自分でボンドなどで付ける事はやめましょう。取れたものを持ってきて頂ければそのまま付けられる事もあります。ご自身で市販の接着剤でつけると、歯ぐきに炎症を起こしたりすることもあります。また、無理やり元に戻して咬むと被せ物が変形したり、歯にもダメージが起きますのでやめるようにしてください。(詳しくは「詰め物が取れた!やってはいけない注意点」参照)

 

Q:ジルコニアとはどんな素材ですか。

A:白い金属と言われる程、強度のあるセラミックです。人工ダイヤにも使用されている素材です。強度があるので適用範囲も広がりました。(詳しくは「強度と美しさを両立した「ジルコニア」とはどんなもの?」参照)

 

Q:土台にはどんな種類がありますか。

A:銀の金属で出来た土台とグラスファイバーを使用した土台があります。土台にグラスファイバーを使用することで、歯の根の部分の破折を防止しやすくする効果があります。(詳しくは「歯の土台ってなに?どんな種類があるの?」参照)

 

Q:歯ぎしりがあると被せ物は取れやすいですか。

A:歯ぎしりは無意識に行うものであり、歯ぎしりの圧力は100kg以上に及ぶこともあります。そのため、被せ物に多大な力が加わり、破折や脱離などをしやすくなります。

 

Q:詰め物や被せ物が取れた場合、どれくらい放置しても大丈夫ですか。

A:すぐに何か起こるわけではないですが、出来るだけ早めに治療された方が良いです。放置していると虫歯の再発や歯の破折、歯の痛みなどを引き起こすことがあります。