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40代から始める!歯周病予防で健康寿命を延ばす5つの習慣

投稿日:2024年6月22日 | 最終更新日:2024年6月22日

こんにちは。横浜市緑区の歯医者、十日市場ファミリー歯科の正木です。

40代になると、年齢とともに歯周病のリスクが高まります。歯周病は歯を失うだけでなく、糖尿病や心臓病などの全身疾患にも影響を与えることが近年明らかになっています。

しかし、日々の生活習慣を見直すことで、歯周病は予防できます。この記事では、40代から始めるべき歯周病予防の5つの習慣をご紹介します。

 

歯周病予防の5つの習慣

  1. 正しい歯磨きで歯垢をしっかり除去する

歯磨き

歯周病の主な原因は歯垢です。歯垢は細菌の塊です。歯垢が48時間除去されずにいると歯石になってきます。歯石は細菌の住処となり、そこにとどまることで、歯を支えている骨を溶かし、歯周病が進行していきます。1日2回は最低限しっかり磨きましょう。特に寝る前は重点的に磨きましょう。

 

  1. 定期的に歯科医院で検診を受ける

歯科定期検診

歯周病はいきなりなるわけではなく、まず歯ぐきが腫れる歯肉炎という過程を通ります。そのため、定期的に歯科医院で検診を受け、歯肉炎の状態で治療をしていくことが大切です。歯肉炎の状態であれば歯垢や歯石を除去することで歯ぐきが健康な状態に戻りやすいです。一旦、歯周病になってしまうとほとんど自覚症状がなく進み、気づいたときには歯がぐらぐらということもよくあります。歯周病の早期発見・早期治療を受けることが大切です。

◯ポイント

・少なくとも半年に1回は歯科医院で検診を受ける

・歯周病の検査を受ける

・要に応じて歯石除去などの治療を受ける

 

  1. バランスの良い食生活を送る

食事

食生活の乱れは歯周病悪化のリスクを高めます。ビタミンCや食物繊維など、歯周病予防に効果的な栄養素を積極的に摂取しましょう。

◯ポイント

・野菜や果物を多く摂る

・糖分の過剰摂取を控える

・よく噛んで食べる

 

  1. ストレスを溜めない

ストレスは免疫力を低下させることで、歯周病を含む様々な病気のリスクを高めます。適度な運動や趣味など、ストレス解消法を見つけましょう。

◯ポイント

・適度な運動をする

・趣味を楽しむ

・十分な睡眠をとる

 

  1. 禁煙する

禁煙

喫煙は歯周病悪化のリスクを高めます。歯周病予防のためにも、禁煙は必須です。(詳しくは「歯周病とタバコの関係」参照)

◯ポイント

・禁煙外来を受診する

・禁煙補助薬を利用する

・家族や友人に協力してもらう

 

まとめ

早い方だと55歳ぐらいから入れ歯になることもあります。歯周病は、ほとんど自覚症状がなく進んでいく疾患なので、半年に1回は定期検診を受けましょう。歯周病になってしまったら3~4ヶ月の定期検診や歯周病治療(詳しくは「歯周病の治療は何するの?進行度別に治療法を解説」「歯周内科治療」参照)でコントロールしていきましょう。歯周病は歯が抜ける原因1位の疾患です。日頃のケアと定期検診で予防をしていきましょう。