ブログBlog
記事
乳歯の生え変わり時期とケアのポイント
こんにちは。横浜市緑区の歯医者、十日市場ファミリー歯科の正木です。
乳歯の生え変わりは、子供の成長の重要な段階の一つです。そのため、この過程を理解し、適切なケアをしていくことが虫歯予防や歯並びのために重要です。今回は、乳歯の生え変わり時期やその重要性、そして適切なケアについてお話します。
乳歯の生え変わり時期とは？
乳歯の生え変わりは下の前歯から始まり、その後徐々に奥歯に向かって進行します。一般的に6歳頃に下の前歯が抜け、その後すぐに6歳臼歯が生えてきます。その次に、7歳を過ぎる頃に上の前歯が抜け、永久歯に生え変わります。時期は目安であり、子どもによって大きく差があります。そのため目安通りに歯が生えなくても過剰に心配する必要はありませんが、心配な場合は歯科へ相談してみましょう。
（乳歯抜歯のタイミングは「乳歯はどうやって抜けるの？抜くタイミングを解説」参照）
最初が肝心！ 乳歯から永久歯に生え変わるときには注意しよう
乳歯から永久歯にかわり、出てきたばかりの永久歯は非常に虫歯になりやすい状態です。３年ぐらいかけてゆっくりと硬くなっていきます。この時にお口の中に虫歯があると生えてきたばかりの永久歯も虫歯になりやすいです。たまに、乳歯の虫歯は生え変わるから治療しなくても良いと思っている方がいらっしゃいますが、乳歯の虫歯も永久歯に影響することもあるので、治療が必要です。
歯やお口の中の状態は全身の健康にも影響します。虫歯になると口の中には虫歯菌が常にいるようになり、治療で子どもに怖く痛い思いをさせてしまうことになります。虫歯は自然治癒せず、放置しておけば全身に菌が回って他の大きな病気を引き起こす原因にもなります。乳歯から永久歯に生えかわるときは特に注意して経過を見守り、トラブルが発生しないように対応する必要があります。
適切なケアのポイント
定期的な歯科検診：歯医者による定期的な検診は、乳歯の生え変わりの過程を監視し、適切な治療やケアを提供する上で重要です。
適切な歯磨き：乳歯の生え変わり期には、こどもに適切な歯磨きの方法を教えることが重要です。歯科医や歯科衛生士からの指導を受け、適切な歯ブラシや歯磨き粉を使用して、歯を清潔に保ちましょう。
バランスの取れた食事：健康な歯と歯ぐきを維持するためには、バランスの取れた食事が重要です。砂糖や粘着性のある食品の摂取を制限し、カルシウムやビタミンを豊富に含む食品を取り入れましょう。
まとめ
乳歯の生え変わりは、こどもの成長において重要な段階です。適切なケアが行われることで、健康な歯や歯並び、かみ合わせを確保し、将来の歯の健康をサポートすることができます。ご両親は、こどものお口の中の健康に関する正しい情報を理解し、定期的な歯科検診や適切なケアをしていくことが重要です。十日市場ファミリー歯科では、どのような点に注意が必要か、ケアのポイントなどもお伝えしております。わからないことがあればお気軽にご相談ください。
この記事も一緒に読まれています。
横浜市緑区十日市場町にある十日市場ファミリー歯科。
わかりにくい歯科の知識を少しでもわかりやすくお伝えし、正しい知識を持ってもらうことで、治療の際の不安やいつまでも健康な歯でいられるように、歯の知識や院内の取り組みをブログにて発信しています。
youtube、インスタもやっているので「フォロー」・「いいね」お願いします。