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義歯洗浄剤って必要？特徴と使い方をご紹介
こんにちは。横浜市緑区の十日市場ファミリー歯科の正木です。
入れ歯をお手入れをする時に、ブラシだけでは中々汚れを落としきれません。
ブラシと併用すると効果的な義歯洗浄剤ですが、いくつか種類もあり使い方も注意事項があるので、今回は、この義歯洗浄剤についてお話します。
【義歯洗浄剤の種類】
義歯洗浄剤は市販されているものでも何種類もありあます。大きくは４種類に分けられます。
①次亜塩素酸系
殺菌力は強く、洗浄効果は高いです。しかし、入れ歯や金属部分の変色を起こすことがあります。
②中性過酸化物＋酵素
過酸化水素の酸化力と発泡剤の作用で汚れを落とします。カンジダ菌の除去作用は弱いですが、入れ歯を傷めにくいです。
③酵素系
タンパク分解酵素により汚れを除去。入れ歯は傷めにくいです。
④生薬系
天然成分により、脱臭・除菌します。入れ歯は傷めにくいです。
それぞれにメリット、デメリットがありますので、今お使いのものがどれに当てはまるか見てみてください。
【義歯洗浄剤の使い方】
１５０～２００mlのお水の中に義歯洗浄剤を入れて、その中に義歯を入れます。この時に義歯が変形・変色することがあるので熱いお湯に入れるのは避けてください。
入れておく時間は、５分～一晩です。汚れの付き具合によって変えます。
義歯洗浄剤入の水から出したあとは、洗浄剤の成分が残らないように十分洗い流してください。製品によって使用方法が異なるので、使用説明書を確認しましょう。
目に入った場合は、流水でよく洗浄し、飲んでしまった場合は水を多めに取りましょう。たくさん飲んでしまったり、気分が優れない時は医師に相談しましょう。
【まとめ】
入れ歯に付着したプラーク、着色、歯石、食べ残しなどは、口内炎、誤嚥性肺炎、残っている歯の虫歯、歯周病など様々な感染症を引き起こす原因になります。
ブラシでの洗浄に加えて義歯洗浄剤を使用し、入れ歯を清潔に保つようにしましょう。
緑区の十日市場ファミリー歯科でも、おすすめの入れ歯洗浄剤のご提案や使い方などもお伝えしておりますので、お気軽にご相談ください。
横浜市緑区十日市場町にある十日市場ファミリー歯科。
わかりにくい歯科の知識を少しでもわかりやすくお伝えし、正しい知識を持ってもらうことで、治療の際の不安やいつまでも健康な歯でいられるように、歯の知識や院内の取り組みをブログにて発信しています。
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