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虫歯の深さがわかる!ダイアグノデントをご紹介
こんにちは。横浜市緑区の十日市場ファミリー歯科の正木です。
「歯の溝が黒いけどこれは治療した方がいいですか?」と聞かれることは比較的多くあります。昔は、探針で溝を触って確認していましたが、これだと虫歯を促進させる恐れがあると言われてから行われなくなってきました。視診やレントゲンで判断しなければなりませんが、そこで非常に有効な機器があります。それが「ダイアグノデント」という機械です。今回はこのダイアグノデントについてお話します。
【ダイアグノデントとは】
当院では、開業当初からダイアグノデントを導入しています。
ダイアグノデントとは、虫歯にレーザーを当てることで、虫歯の深さが数値としてわかる機械です。検査中も検査後もまったく痛みはありません。以前は、視診やレントゲンで判断していましたが、それだけでは治療するべきか、予防処置をして経過を見るか歯科医師でも判断に迷うことがありました。
しかし、ダイアグノデントを使うと数値で表されるので、治療するかしないかの有力な判断基準を得ることができます。
実際にデータでも視診、レントゲン、触診よりも正確な診断ができるとでています。
ダイアグノデントは、0~99までの数値が表示されます。数値が0~15までは特に処置をする必要はありません。16~40は予防処置をして経過観察を行います。41以上は、必要最小限の侵襲で治療を行います。
【まとめ】
ダイアグノデントを使うことで、有力な根拠の元に、無駄に歯を削らず最小限の侵襲で歯の治療を行うことができるようになりました。削ってしまった歯は元には戻りません。できる限り必要最小限の治療に留めることが、歯を長く使うためには重要です。
緑区の十日市場ファミリー歯科では、このダイアグノデントを使って、必要最小限の治療を心がけております。なおダイアグノデントを使用するのに費用はかかりません。お口の中で気になることがあればお気軽にご相談ください。
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横浜市緑区十日市場町にある十日市場ファミリー歯科。
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