ブログBlog
記事
ホワイトスポット治療。ICON治療とは
こんにちは。横浜市緑区の十日市場ファミリー歯科の正木す。
前回のブログ(【歯の表面の白いシミ。ホワイトスポットとは】)でホワイトスポットとはどういうものか、どんな治療法があるのかについてお話しました。
今回は、歯を削らずにホワイトスポットを治す「ICON(アイコン)治療」についてお話します。
【ICON治療とは】
ICON治療とは、歯をほとんど削ることなく、ホワイトスポットを目立たなくすることのできる治療です。手順としては、歯に薬剤を塗り、歯科用プラスチックが浸透しやすい状態を作り、歯科用プラスチックを塗り込んで行くような治療になります。
歯科用プラスチックを塗り込むことにより、ホワイトスポットが目立たなくなるだけでなく、歯質も強化されるので虫歯も進行しにくくなります。
アイコンは、レジンと言われる歯科用プラスチック材料を使っているので、経年的に着色することもあります。しかし、それよりも歯を削ることの方がデメリットが大きいと思いますので、アイコンは有用な治療と考えています。
実際にアイコン治療をしている動画です。
歯が生えてきた時からホワイトスポットがあった患者様です。長年、見た目に悩まれていたそうです。
以前、歯科で相談した時はフッ素塗布をすすめられたとのことです。
治療時間 約60分
費用 27500円(税込)
治療後に考えられる副作用 着色
【まとめ】
ホワイトスポット治療に有用な「ICON治療」ですが、すべてのケースがこの治療法で治るわけではありません。元々、エナメル質が生まれつき形成されない「エナメル質形成不全」などは対象外です。
また、目立たなくすることは可能ですが、完全にきれいにするのは難しいので、その場合は、ダイレクトボンディングやラミネートベニアといった治療法を選択することもあります。
歯の状態により最適な治療法は異なりますので、気になることがあればお気軽にご相談ください。
この記事も一緒に読まれています。

横浜市緑区十日市場町にある十日市場ファミリー歯科。
わかりにくい歯科の知識を少しでもわかりやすくお伝えし、正しい知識を持ってもらうことで、治療の際の不安やいつまでも健康な歯でいられるように、歯の知識や院内の取り組みをブログにて発信しています。
youtube、インスタもやっているので「フォロー」・「いいね」お願いします。