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歯が折れることなんてあるの?
こんにちは、横浜市緑区の十日市場ファミリー歯科の正木です。歯が割れることなんてあるの?と思われた方もいらっしゃると思います。歯が割れると言っても、歯の頭の部分が割れる、歯の根っこの部分が割れるケースがあります。
今回は、歯が割れる原因についてお話しをします。
【歯が割れる原因】
歯は、毎日食べ物を噛むたびに使われています。一回の食事でどれくらい噛んでいるかご存知でしょうか。一回の食事で約600回、一日で約1800回噛んでいます。昔はもっと回数が多かったのですが、現在ではこれくらいです。それだけ歯は使われているということです。
では、噛む力というのはどれくらいあると思いますか。なんと、50~80kgぐらいの力が出ます。
だいたいご自分の体重ぐらいだと考えてください。
毎回、噛むたびにこれだけの力がかかっているわけではないですが、30kgぐらいの力はかかっています。思った以上に負担がかかっていると思われたのではないでしょうか。
この噛む力で歯が割れることがあります。
【歯が割れないようにするにはどうすればいいの?】
歯が割れるといっても、歯の頭の部分が少し欠けたぐらいでしたら、修復可能ですが、これが、歯の根の方まで割れてしまっていると、約8割のケースで抜歯になってしまうことが多いです。
そうならないために注意するポイントがあります。
それは、歯の神経を取らないことです。
虫歯が神経まで達していると、場合によっては神経を取らないといけないときがあります。
神経を取るということは、一緒に入ってきている血管も取ることになります。そうすると歯に栄養が供給されなくなるので、歯が枯れ木のように脆くなってしまうのです。
そのため歯の神経を取ると歯が割れやすくなります。
【まとめ】
歯を守るためには、まずは神経を取らないことが一番大切です。そのためには、定期的な検診で早期発見早期治療が大切です。痛みを感じてから治療をする場合は、虫歯が神経まで達している場合も多いので、その前の治療が大切です。
また、歯ぎしりのある方はより注意が必要です。マウスピースをするなど、歯を保護することも考えていきましょう。
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横浜市緑区十日市場町にある十日市場ファミリー歯科。
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