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保険で入れられる「白い被せ物」とはどんな物?

投稿日:2018年8月18日 | 最終更新日:2023年8月19日

こんにちは。横浜市緑区の歯医者、十日市場ファミリー歯科の正木です。

最近では、「保険でも白い歯を入れられるんですよね」と患者さまから言われることも増えてきました。以前からプラスチックのみで作られた白い被せ物はありましたが、強度や変色といった面でなかなかおすすめしずらいところもありました。しかし、今ではCDA/CAMという技術が発達し、プラスチックとセラミックが混ざった「ハイブリットセラミック」というものが、条件付きで保険適用になりました。今回はこの保険の白い被せ物についてお話します。

 

【保険適用の白い被せ物とは】

CADCAM冠

上でも書きましたが、この白い被せ物には「CDA/CAM」という技術が使われています。これは何かと言うと、ブロックから歯の形を削り出す機械のことです。この機械が使われる被せ物なので「CDA/CAM冠」とも言われます。

この被せ物は、平成24年4月から保険適用になりました。この時は真ん中の前歯から数えて4番目、5番目の歯にのみ適用になりました。

平成28年4月には、金属アレルギーの方のみ、6,7番目の奥歯にも使用が認められるようになりました。

平成28年12月には、金属アレルギーの方でなくても下の歯の6番目の奥歯に使用することが認められました。ただし、7番目の歯が全て有り、歯ぎしりなど過度の噛む力が加わらないことが条件です。

このように、条件付きではありますが、段々と適用範囲も広がってきました。

 

【どんな素材が使われているの?】

これも最初に少しお話しましたが、プラスチックとセラミックを混ぜた「ハイブリットセラミック」という素材が使われています。これは保険が適用される前は自費治療でも使われていました。

特徴としては、プラスチックだけの被せ物に比べて、強度があり変色しにくい特徴があります。しかし、セラミックやジルコニアといった素材の被せ物に比べると審美性や強度、変色の有無は劣ります。

プラスチック CDA/CAM冠 セラミック ジルコニア
強度
審美性
変色 有り 有り 無し 無し

より、きれいで強度があり変色しないというと、セラミックやジルコニアが選択肢に入ってきます。

 

【まとめ】

セラミックやジルコニアには及ばないものの、従来のプラスチックの被せ物よりは、強度、審美性ともに良いものになります。CAD/CAMの導入により費用も抑えられ、製作期間も短くなりました。なお、CAD/CAM冠は申請を出している医院でしか、保険では取り扱えないので、かかりつけの医院でCAD/CAM冠を取り扱っているか確認しましょう。

緑区の十日市場ファミリー歯科では、CAD/CAM冠を取り扱っていますので、治療法の1つとしてお選びいただけます。お気軽にご相談ください。