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「フッ素」はどうやって使うのが効果的なの
こんにちは。横浜市緑区の十日市場ファミリー歯科の正木です。
虫歯予防に効果的なフッ素ですが、普段のケアで使うには、どんなものをどのように使っていけばいいのでしょうか。（フッ素については「虫歯予防の強い味方フッ素について」）
今回はフッ素ケアの種類と使い方についてお伝えします。
【フッ素の使われ方】
虫歯の予防には「フッ素」を使うことが有効であることは、広く知られるようになってきましたが、実際に「フッ素」はどのような使われ方がされているのでしょうか。
世界では、水道水にフッ素を添加する取り組み（水道水フロリデーション）もされていますが、日本では反対意見もありまだされていません。
日本では主に①フッ化物配合歯磨剤 ②フッ化物歯面塗布 ③フッ化物洗口 の３つが行われています。
ではそれぞれどんなものかご紹介します。
①フッ化物配合歯磨剤
これはいわゆる「ハミガキ粉」で現在売り出されているものの約90％にフッ素が入っていると言われています。
ここでフッ素入りハミガキ粉を使うポイントは、磨いたあとにあまり口をゆすぎ過ぎないということです。できればゆすぎは1回がいいです。あまりゆすぎ過ぎると効果が薄くなってしまします。
日本では、ハミガキ粉に入れられるフッ素濃度の上限が1500ppm（2017年3月17日に1500ppmまで配合可能という厚生労働省の承認がおりました。それまでは1000ppmまで）とされています。
一般的には950ppmぐらいが多いと思います。今後、1500ppm近いものも販売されるようになるでしょう。一度お使いの歯磨き粉にはどれくらい入っているか確認してみてください。
②フッ化物歯面塗布
これは主に歯科医院で塗るフッ素のことです（「虫歯予防の強い味方「フッ素」について」）
。平成23年の歯科疾患実態調査によれば、1～14歳でフッ化物歯面塗布を受けたことのある割合は64％に達しています。この中でどれだけ続けて塗布しているかは不明ですが、これは年に3回程行うと効果的です。
③フッ化物洗口
これはフッ素の液体で口をゆすぐ方法です。現在のところフッ化物洗口剤は医療用の医薬品であり、一般消費者には入手しにくいこともあり、まだまだ普及はしていません。要指導医薬品として認可されるものが出てきて一般的に普及することが期待されています。
【まとめ】
現在、もっとも手軽に始められるフッ素ケアは「歯磨き粉」を使う方法といえます。使う時はまずしっかり汚れを落とすこと、ゆすぐのは１回にすることがポイントです。
緑区の十日市場ファミリー歯科では、フッ化物洗口剤も販売しております。ゆすがなければいけない歯磨き粉よりも高い効果が期待できます。
患者様の状況にあったフッ素ケアの方法もお伝えしておりますので、お気軽にご相談ください。
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横浜市緑区十日市場町にある十日市場ファミリー歯科。
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