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こどもの歯磨き粉はいつから、どうやって使えばいいの?
こんにちは。横浜市緑区の十日市場ファミリー歯科の正木です。
こどもの歯を虫歯にさせないためにどうすればいいのか、関心の高い親御様も多いです。その中で、
「こどもに歯磨き粉を使ったほうがいいのか」、「いつから使ったほうがいいのか」このようなことをよくご質問される方が多くいらっしゃいます。
今回は、こどもの歯磨き粉の使うタイミングや注意点についてお話します。
【そもそも歯磨き粉は使ったほうがいいのか?】
こどもの歯磨き粉に期待する効果としては、フッ素による歯の強化が1番の目的です。着色に関しては低研磨のものや研磨剤不使用の物が多いためあまり期待できないでしょう。
しかし、フッ素を使うことは歯の質の強化につながり、虫歯になりにくくなるため使用したほうがいいでしょう。
その際、注意点もありますので次にお話します。
【フッ素を使う場合の注意点】
歯が生え始めたらフッ素の使用は可能ですが、うがいの出来ないうちは歯磨き粉は使用しないようにしましょう。うがいができないうちは、飲み込んでも大丈夫なフッ素スプレーなどを使いましょう。
最近、フッ素濃度の高い(1500ppm前後)歯磨き粉も販売されるようになりましたが、これはフッ素濃度が高いので6さい以下のお子様には使わないようにしてください。
【フッ素はどんなものがあるの?】
うがいが出来ないときに使えるフッ素としては、このようなスプレー式のものがあります。これはフッ素濃度も100ppmと低濃度になっています。
うがいができるようになってからは、このような歯磨き粉や歯磨きジェル、洗口剤(市販はされていません。当院のキッズクラブに入るとプレゼント)を使って予防していきましょう。
大人になってもフッ素は虫歯の予防に有効です。今販売されている歯磨き粉には、ほとんどフッ素が入っていると思いますが、その他の成分も有効な物がはいっているか、有害なものが入っていないか確認して使いましょう。
【まとめ】
こどもの場合、年齢により使えるフッ素というのが変わってきます。そこに注意して歯磨き粉や歯磨きジェルを選びましょう。
緑区の十日市場ファミリー歯科では、口腔ケア用品のご相談はもちろん、販売も行っております。歯磨き粉だけを買いに来てくださる方もおり、治療をせず見に来てくださるだけでも大歓迎です。
ぜひお気軽にお立ち寄りください。
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横浜市緑区十日市場町にある十日市場ファミリー歯科。
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