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歯医者さんはどんな道具を使ってるの?
こんにちは。横浜市緑区の十日市場ファミリー歯科の正木です。
よくお子さまの治療で、はじめての治療の時は何をどうやって使うか練習をしてから治療をすることがあります。開院時に行った内覧会でも、実際にこどもたちに道具を触ってもらい、非常に興味深そうに触っていた印象があります。今回は、歯医者ではどんな道具を使っているのか基本的なものをご紹介します。
【座るイスまわりの道具】
歯科医院に来ると、治療をする時に電動で動くイスにまずは座ると思います。このイスを「ユニット」と言います。このユニットにはテーブルが付いており、そこに削る機械などが付いています。
このテーブルについている道具からご紹介していきます。
まず、この機械「3wayシリンジ」といいます。ボタンを押すことで「水」「空気」「水と空気があわさったスプレー」の3種類がでます。被せ物を着ける前に洗ったり、乾かしたり、しみるところを調べるのに空気をかけたりと様々な場面で活躍します。
次に、「タービン」という機械です。これは虫歯を削る時などに使い、シュイ~ンという音とともに水がでてきます。これにバーと言われるダイヤモンドコーティングされている物をつけて歯を削ります。
その他にも「エンジン」と呼ばれるものがついています。これは先を取り替えて用途に分けて使います。曲がっている方を「コントラ」、まっすぐの方を「ストレート」と呼んでいます。
コントラは、ブラシを付けて歯を磨いたり、詰め物を磨いたりします。
ストレートは、被せ物や入れ歯などを調整するのに使います。
先程の「タービン」も「エンジン」もフットコントローラーという物で、踏みながら回転速度を調整つします。
最後に「超音波スケーラー」が付いています。これは、主に歯についた歯石を取る時に使います。まれに歯が削られていると言われることもありますが、通常の使い方では歯は削れませんのでご安心ください。
その他にテーブルとは別に「バキューム」といって、お口の中の唾液や水を吸う機械もついています。
【まとめ】
今回は、いつもの歯に関する知識ではなく道具について取り上げてみましたがいかがでしたでしょうか。これらの道具を使い分けて治療を行っています。なお、当院では患者様ごとにタービン、コントラ、ストレート、超音波スケーラー全て滅菌をして使用しておりますので、安心して治療をお受けください。
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横浜市緑区十日市場町にある十日市場ファミリー歯科。
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