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すきっ歯の治し方ってどんな方法があるの?
こんにちは。横浜市緑区の十日市場ファミリー歯科の正木です。
すきっ歯はやはり見た目が気になりますよね。患者さまでもすきっ歯のため、いつもマスクをしている方や自信をもって笑えないとおっしゃる方もいらっしゃいます。今回は、このすきっ歯の治療法についてお話します。
【すきっ歯の治療法】
治療法は主に3種類あります。
・ダイレクトボンディング
この治療法は、空いている隙間の部分を歯科用のプラスチックで埋める治療法です。安く早く見た目を改善できますが、歯の大きさが多少大きく見えるようになります。詰めた部分は経年的に着色してくる可能性があります。
・ラミネートベニア
歯の表面を薄く一層削り、そこにセラミックを貼り付け見た目を改善します。見た目も綺麗に変色もなく治すことが出来ますが、歯の大きさはダイレクトボンディングと同様に多少大きくなります。自費治療になります。
・マウスピース矯正
矯正治療であれば、ご自分の歯をそのまま移動させ、隙間を埋めることができます。隙間が比較的大きい場合は、この方法が良いでしょう。当院では「Smile TRU」というマウスピース矯正を行っています。従来の矯正よりも期間も早く、コストも抑えて行うことができます。(詳しくは→「歯並びをきれいに!手軽にできるマウスピース矯正「Smile TRU」とは」)
【なぜすきっ歯になるのか】
すきっ歯になっている原因を考えずに治療をしても、再び再発してしまうこともあるので、原因を診査し、根本的な治療をする必要があります。
・上唇小帯が入り込んでいる
上の前歯の間に上唇小帯が入り込んでいると、すきっ歯になることがあります。この場合上唇小帯を切除する時と切除せずにそのまま矯正治療で隙間を閉じることもあります。
・歯の大きさが小さい
顎の大きさに対して、歯の大きさが小さいと隙間ができます。また、矮小歯といって歯自体の大きさが小さい時も隙間ができる場合があります。この場合、矯正治療だけでは隙間を埋めきれないことがあるので、被せ物の治療と組み合わせて治すことがあります。
・奥歯がなくなる
奥歯がなくなると前歯で噛むことになるので、突き上げが起こり前に出てくると同時に歯と歯の間も隙間が空いてきます。この場合は、まず奥歯のかみ合わせを確保してから前歯の治療を行います。
【まとめ】
すきっ歯と言っても様々なケースがあります。いずれにしてもすきっ歯になっている原因をきちんと把握し、治療計画をたてていくことが大切です。緑区の十日市場ファミリー歯科でも治療は行っておりますので、すきっ歯でお悩みの方はご相談ください。
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横浜市緑区十日市場町にある十日市場ファミリー歯科。
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