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6歳臼歯は虫歯になりやすい?

投稿日:2018年6月26日 | 最終更新日:2023年3月5日

こんにちは。横浜市緑区の十日市場ファミリー歯科の正木です。今回は、6歳臼歯についてお話します。

お子さんが6歳くらいになると段々歯の生え変わりがおきてきます。生え変わりは個人差もけっこうあるのでもっと早い子も遅い子もいます。

一般的な順番から言うと下の前歯と6歳臼歯が6歳前後に生えてきます。この6歳臼歯とは今ある乳歯の奥歯のさらに奥の乳歯のないところから生えてきます。

この6歳臼歯は咬むうえでとても重要な役割があります。この歯を失うとかなり咬むのに不便になることもあります。

そんな重要な6歳臼歯ですが、生えたての時は特に虫歯になりやすいので注意が必要です。

 

【6歳臼歯が虫歯になりやすい理由】

ポイントは4つあります。

Point1 一番奥に生えてくるので磨きにくい

Point2 深い溝があるので汚れがたまりやすい

Point3 生えたての歯は弱い状態

Point4 他の歯に虫歯があるとさらに虫歯になりやすい

 

それでは1つづつ説明していきます。

・一番奥に生えてくるので磨きにくい

一番奥に生えてくるので生えたての時は、前の歯と段差がある状態になります。この段差があることに

よって汚れが溜まりやすくまた磨きにくい原因にもなっています。

また生えてくる途中は歯茎が布団のようにかぶっている状態なので、その歯と歯茎のすきまにも汚れがたまりやすく磨き残しの原因にもなります。

・深い溝があるので汚れがたまりやすい

6歳臼歯には乳歯よりも深い溝が多くあります。この溝に汚れが溜まり虫歯になってしまうことも多いです。

しっかり磨くことはもちろん必要ですが、「シーラント(予防充塞法)」と言って深い溝を樹脂のような材料で埋める予防法も効果があります。

・生えたての歯は弱い

生えたての歯は、まだ歯が細菌に弱い状態ででてきます。3年ぐらいかけて唾液の中の成分によって段々硬くなって強くなってきます。それまでは特に虫歯になりやすい状態なので注意が必要です。

そしてこの歯を強くするのに効果的なのが「フッ素」を用いた予防法になります。

フッ素については詳しくは別にまたお伝えしますが、歯科医院で塗布する高濃度フッ素とご家庭で行う低濃度フッ素を併用して使うのが効果的です。

・他に歯に虫歯があるとさらに虫歯になりやすい

乳歯は生え変わるから、痛くなければ虫歯を治さなくても大丈夫と思ったことはありませんか。

もしそうお考えなら注意が必要です。

なぜなら、虫歯は感染症なので他の歯にも移るからです。

特に生えたての永久歯は虫歯になりやすいです。

永久歯が生える前に乳歯の虫歯を治すことが、永久歯を虫歯にさせないために重要になります。

 

【大切な6歳臼歯を守ろう】

このように6歳臼歯は様々なリスクにさらされた状態です。しかし、しっかりした予防を心がければ歯は守ることができます。大切な6歳臼歯を守るために一緒に頑張りましょう。緑区の十日市場ファミリー歯科では小児歯科も行っており、キッズクラブもありますので予防につてご不安なことがあればお気軽にご相談ください。